水島臨海鉄道① 下り
ゴールデンウィーク真っ只中
瀬戸内国際芸術祭2019か水島臨海鉄道か
どうしよう
と迷いましたが
混雑してなさそうな水島を選びました
ごめんなさい
実際はほどよい人出があり
地元色たっぷりの水島を拝見することができました
岡山県の産業・経済に大きなウェイトを占めている
水島臨海工業地帯への認知と歴史にも触れる旅となりました
倉敷商工会議所青年部編発行 吉備人出版
くらしきピーポー探偵団が行く!
“りんてつ沿線手帖”
水島臨海鉄道
が私の手許にやってきました
これは連休中に行きましょうね
ということだと思い
ぶら~っと行って来ました
水島臨海鉄道(株)社長は伊藤香織倉敷市長さん
JR倉敷駅から隣接の『倉敷市駅』へ乗り換えます
「くらしきえき」ではなく
「くらしき 市 えき」です
お間違いなく
JR倉敷駅の改札を出て南口から1階へ階段を降りると
「水島臨海鉄道のりば」の大きな文字が見えてきます
徒歩1分
倉敷市駅から三菱自工前駅までの区間
下り10.4Km(片道26分)の旅となります
西日本唯一の臨海鉄道 レアなものを秘めている
貨物輸送だけでなく、旅客輸送も行っているのは
水島と鹿島だけ
昭和18年(1943年)三菱重工業水島航空機製作所専用の駅として開業
旅客車両の多くはワンマン列車
券売機がない駅では乗車後整理券を取り
降車時に料金を支払う
(2両編成の場合は車掌さんに支払うのだ)
客車1日37往復、貨物は3往復のみ
今回は貨物には出会うことがありませんでした
残念(単線だけどすれ違えることができる駅が数か所あるそうです)
昭和16年太平洋戦争の際には
水島重工業水島航空機の工場操業に合わせて
軍用資材や従業員を運ぶ重要な役目として
鉄道が急いで作られる必要がありました
それはせわしない往復だったと思われます
栄駅と常盤駅の周辺に社宅が建てられ
水島商店街という繁華街もできたようです
平成4年に高架線となったと同時にできた常盤駅で降りてみました
高度成長期飲食店街の名残のある町でした
当時を彷彿させる面影もありました
水島駅まで歩いてみました
徒歩でぶらぶらと10分くらいかな
水島愛あいサロンから水島ガスの大きなタンクが見えました
旅客営業の終点駅「三菱自工前駅」には行きませんでしたが
この駅はいわゆる工場専用地域のため
民家はなく
駅は工場地帯の中に乗り入れる形で
通勤以外で利用する人は少ないそうです
三菱自動車工業株式会社水島製作所が駅北にあり
日本有数の企業が周辺に集まっています
水島港は国際拠点港湾であり
大型船舶入港隻数33000隻/年
国内トップクラス
石油精製能力は日本最大級とか
水島コンビナートには
水島港湾合同庁舎もあり
検疫したり関税の徴収、密輸の取り締まりも
行っていて、外国との接点が密接です
未知の世界でもあり
興味あるところなので後日機会があれば拝見したいです
※コンビナートとは複合体という意味
倉敷市環境交流スクエア「愛あいサロン」敷地内では
EVの充電スタンドもですが
次世代エネルギーである「水素」を
燃料電池車に供給できるポートもありました
※EVとは Electric Vehicle(エレクトリック・ヴィークル)電気自動車の意
関連した記事を読む
- 2020/11/20
- 2020/06/02
- 2019/07/20
- 2019/07/11