2018年01月05日
おかやま大好き編
倉敷美観地区 いつ訪れても良い雰囲気
元旦に倉敷駅前に用事があり
JR岡山駅から伯備線に乗り16分
駅から商店街を通り
阿智神社へ初詣をし
美観地区をまわってきました
「くらしきあちじんじゃ」の
南側の階段を降りると
美観地区の老舗旅館やお土産屋さんや
酒造所、飲み屋さんなどが連なる
通りに出ます
左手:くらしき高田屋 右手:森田酒造
居酒屋さん、造り酒屋さんなど
左手:平翠軒 右手:吉井旅館
老舗のお土産屋さん、旅館など
アイビースクエアは倉敷代官所跡地
この地一帯は
「小野が城」とか「城の内」と呼ばれ
戦国時代の砦跡だったようです
関ケ原以後東軍が勝利してから
徳川幕府の直領「天領」となりました
美観地区に連なる白壁の蔵
倉敷川 はここが川上として児島湖へ流れる2級河川
大阪冬の陣の折
幕府の命により兵糧米数十万石を
倉敷湊から大阪に積み出すため
ここに屋敷を構え、陣屋としました
その後発展し、陣屋が代官所となりました
それ以来、明治維新に至る2百余年
備中・美作・讃岐の天領を
支配する枢府となりました
倉敷紡績工場 日本に残存する最も古いものの一つ
純英国風の半円形窓
オルゴールミュゼ・ショップ
倉敷は文教の中心であり会社発祥の由緒ある地
代官所の北側には
教諭所を建設「明倫館」とし
文教の中心地ともなりました
しかし、もったいないことに
幕末の倉敷浅尾騒動で
代官所ごと
灰となってしまいました
その後明治政府が倉敷県庁を置いていましたが
明治4年に倉敷県が廃止、放置されました
明治21年になり
地元先覚者のより
「倉敷紡績所」が創設され
倉敷紡績の隆盛が倉敷の発展に
大きく寄与することとなりました
終戦(昭和20年)とともに
紡績工場は操業停止
昭和49年に改装されました
右:旧大原邸 左:有隣荘(大原孫三郎氏がご婦人のために建てた別邸 奥:大原美術館
白漆喰になまこ壁の蔵が続く路地
人力車で美観地区をめぐるのも優雅で
有意義な時間の過ごし方かもしれませんよ
通称「緑御殿」1928年築 大原美術館の向いに建つ
実業家大原孫三郎設立の
「大原美術館」は
名画が身近に感じられる
岡山県民のお宝的存在で
子どもの頃から何度も何度も
訪れて親しませていただいている
有り難い美術館です
明治前期まで木造だった
倉敷美観地区の景観の中心となる橋
よくドラマやTV取材などの撮影に出くわします
ちなみに、雑踏がお好きな方は
休日・祝日や気候の良い時に
お越しください
すごく賑わっています
逆に落ち着いた江戸情緒を味わいたい方は
早朝か、観光客の方たちが引いた夕暮れ時が
おすすめです
普段の地元の空気が流れていて落ち着いた感じが
ムーディーです
この記事を書いた人
難波 好江
生粋のおかやま大好き岡山県人です!
主にWeb担当をしています
駐車場と空家・空地管理、賃貸・売買物件の撮影などのため
日々チャリ子で巡回活動です
半径2キロ圏内に物件が集中しているので
すみからすみまでキョロキョロ・・・
気になる物件のご案内ならお任せください
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