空家・空地の研修会
いつも色々と学ばせていただいている
岡山宅建様、ありがとうございます。
本日は、大阪は池田から講師をお招きして
池田市での空家・空地の取り組みについて
お話を伺いました。
池田では早くから空家・空地の管理を手掛け
既に、作業の流れがシステム化されているようですが
いろいろと試行錯誤はあったようです
最初の頃は、管理を不動産屋さんに頼む段階で
利用者様側からすれば
「うさんくさい、ちゃんと提示した価格で、ホンマにどこまでやってくれんのかいな?」
と思ったはずです
ただでさえ、不動産屋さんの信用が問われているわけで・・・
地域に貢献する一端を担う業務
一部の業者がとんでもないことをして
消費者を裏切るたびに、まじめに不動産業を営んでいる者は
「は~、やってくれるじゃねーの」
とため息です
しかし、たて続けに結構やってくれています
意外と身近な業者さんですよ
さてそれはこっちに置いておきましょう
流れはこんな感じです***
利用者様からヒアリング・依頼↓
※ここの段階が、行政だったり、民間の団体が多い
登録業者への振り分け↓
※今回は岡山宅建様への登録から発生するパターン
物件の下見・見積↓
契約↓
社内で実行部隊を持つか、外部委託するか↓
現場の見守り・観察・清掃・報告など↓
だいたい月1回の巡回となります
すごく地道な作業です
巡回の最初の時には
やはり近所に声かけしたほうがよいです
声かけする間もなく、お隣さんから
「業者さんですか?」と
隣が空家になっていたことが心配で心配で、と
おっしゃる場面がありました
「もうねぇ、物騒でしょう、、良かったわぁ
定期的に見に来てくれるの?」
とかえって巡回を歓迎されたり
近隣の方は、物凄く興味を持って見ています
空家・空地管理中という表示(帽子や腕章、玄関先への
作業中の張り紙みたいなもの)がないと
怪しまれるだけですが
近所には知っておいてもらい
その他には知られない方がよいでしょう
「空家」だということが悪質な人に知れると
いいことにならないからです
岡山での取り組みは始まったばかりの感あり
だいたいは、県外からの依頼が多いです
県内、もしくは近隣ならば
自分で管理に通えますから
遠くですと交通費と時間と労力をかけて
空家・空地を管理することを考えるだけで
ストレスとなります
心労となる前に多少お金はかかっても
次のステップへの時間稼ぎをしながら
じっくりその物件をどうするのか考え
決断に至る
そのような経緯をたどるとおっしゃっていました
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