新しいお店はこうして生まれる①
2019年9月3日に
新しいお店OPENのお知らせが
公式ホームページで確認できました
店頭にも貼り紙で
『お店が、ななめ向いに移ります。』との
インフォメーションがありましたので
ここに至る間のお話を少しご紹介します
地元の方は画像から所在地を判断できるかもしれませんね
「あぁ、ここに店舗ができるのかぁ」
もう、お気づきですか
毎日ここを通る方は、何ができるのか、
ということに興味があります
地主さんはこうです
建物が古くなり、既にこれといって使うこともなく
ご子息様は岡山にいらっしゃらなく
継ぐ意思もなく...
残念なことに奥様も亡くなられて
弊社の社長に何度か相談しにお越しになり
「ここをどうしたらええじゃろうかなぁ」と
「すみませ~ん!お仕事中失礼します!」
当初は、1階建ての店舗を予定されていたそうです
ところが、近隣のある店主さんが
「手狭になってきたので、少し大きめの店舗を探しています」
という話を大家さんに持ち掛けられました
地主さんの敷地は
新しい店舗を探している店主さんが求めている坪数より
ほんの少しだけ大きいものでした
店主さんが弊社の社長に相談に来られました
「あの敷地はどのくらいの坪数ですか?」
地主さんから聞いていた社長は
「このくらいです」と提示
「う~ん、ちょっとだけ大きいくらいでは、移転してもねぇ、、
イートインスペースも考えているので
今とあまり変わらないんじゃぁ、、」と言葉を濁し
もう少し考えさせてください
と言ってその時は帰られました
古い建物不要になりました
じゃあ倒しましょう
更地になりました
じゃあ店を建てましょう
・・とそんなに簡単に物事が運ぶはずもありませんが
意外とトントンと拍子をつけて
地主さんも笑顔で変化を楽しんでいるように見受けます
しかし、なるようにされました
いつも笑顔です
工事現場の方に温かいコーヒーを
届けてあげる姿に出くわしたりします
その後地主さんと店主さんが
別々に弊社社長と話しをする場面がありました
地主さんの条件と
店主さんの条件などを
うまく嚙合わせると
どのあたりに落ち着いたかというと
結局、当初1階建ての予定だった店舗を
予算の上乗せをして2階建てにすることにしました
投資をするからには、それに見合う
「特約」を用意して借りていただきましょう
・・・という話になり進んで参りましたよ
まずは、お互いがそれでいいのかどうか
3者懇談です
意思の確認は大切です
やはり餅は餅屋です、宅建士の登場です
条件や契約上のことは
プロに間に入ってもらい
お互いがトラブルにならないように
気持ちよくお付き合いしていくためにも
まるでお見合いの仲人さんです
「本当にこの人と結婚しますか?
健やかなる時も、病める時も・・・」
意思は変わりません
あとは日取り(工期と入居日がうまくかみ合う日程)を
決めて、契約を交わし、決済し、着工となります
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