ジャガイモの管理
花見もピークを迎え
後楽園付近は大渋滞
そんな時は近寄らないことにして
庭仕事で汗をかくのもおつなものです
こんなに良い天気でも夜には雨が降る予報
種まきや畑の土作りにはちょうどよいタイミングです
ゴールデンウィークに苗の定植をするための下準備です
日中20℃前後あると
過ごしやすくなりますが、植物も
過ごしやすいのか、いきなり生長が勢いを増します
新芽の芽かき作業
地上部に複数株の芽が出てきます
1か所(種イモ1個)につき
3~4か所ぐらい芽をかいて
しっかりしているものを2~3本残す作業です
地上部を手で押さえながら(イモが引っこ抜けるのを防ぐため)
不要な芽を付け根から引き抜きます
(上の画像の手前に置いてあるのが引き抜かれた芽)
芽をかかないとイモの数は増えますが
小ぶりになってしまいます
霜には厳重注意~天気予報は毎日チェック~
ちなみに、せっかく順調に生育していても
地上部が霜に当たり
霜焼けて真っ黒になってしまいます
地下茎は関係ないんじゃない?
とお思いでしょうが、そうではありません
地上部は再び芽吹いてはきますが、芽は細く分枝します
地下茎はどういうわけか
地上部で起こったことと同じようなことが起こります
結果、小さいイモが数ばかりついてしまうことになります
5月連休あたりまでは
霜には十分お気をつけください
土寄せの重要性
土寄せは茎がすべて隠れるほど
葉も埋まるほど土を被せるのがよいようです
ジャガイモは種芋の周囲に新しいイモが
育っていきます
上のほうにできたイモは
土寄せしないと太陽の光にさらされることになります
紫外線を浴びるとイモが緑色になります
緑色になるだけならいいのですが
毒性を持ち、食べると人体に害を及ぼすので
しっかり土を株元に寄せていく必要があります
何度にもわたり土寄せすることで
風で倒伏することもなく、緑色のイモにもならない
というわけです
ウィルスフリーのキタアカリ(男爵系)の種
煮崩れしやすいホクホクの
ポテトサラダなどに適したジャガイモの品種です
定植してちょうど3か月で収穫となります
今からでもまだ栽培には間に合います
でも、一応適期というのがあって
あまり遅くなると
イモの中に空洞ができたり
腐ったり、イモの中に黒い筋が入ったり、
肌にアバタができたり・・・
一雨ごとに目に見えて大きく生長しています
土が乾いたら土寄せします
種芋定植は3月12日/収穫は6月12日ごろ
ちょうど3か月で新ジャガが食べられます
1つの種芋から3~10個
新しい芋がつきます
生長に連れて土をかなり盛っていくことになります
2018年7月1日収穫
ちょっと遅すぎる収穫時期でした
イモの肌が汚いですね
岡山市南部では、6月中旬ぐらいが収穫適期でしょうか
バロメーターは
地上部の葉っぱや茎が倒れてきて
葉先が枯れっぽくなってきたら収穫です
葉が黄色くなってしまってからだと
遅いぐらいです
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